Digging 026.2 – NMSY

Entr’acte

Universal Indicator – Green [Full Album]
TicTac Wolley
2016/06/10
The Kosmik Kommando/Aphex Twin – Universal Indicator Green
Rephlex ‎– SH-101
Format:
Vinyl, 12″, 45 RPM, Green
Vinyl, 10″, 33 ⅓ RPM, Green
Vinyl, 7″, 45 RPM, Green
Country: UK
Date: 1995
Genre: Acid House, Abstract
Rephlex ©

●Exhibition AGI Yuzuru Library l Jacket art-chive side2 「New Music for Electronic and Recorded Media」

0g ( zero-gauge ) web ( http://www.zero-gauge.com/ ) の購読者なら分かっておられるだろうが、2015年の先端音楽での動きには、クラブミュージックやダンスフロアを拒絶する傾向がますます強くなっている。すべてがコンテンポラリー・モダンミュージックや90年代のテクノ、エレクトロニックにあった実験性へと向かおうとしている。90年代からクラブミュージックでの,例えばRephlexからのCausyic Window ” Joyrex J9″ のようなエクスペリメンタルなコンテンポラリー・モダンミュージックの作品だけを系譜ごとにエディトリアルして一冊のジンを作りたいという思いがずっとあった。だけどロックの文脈と比較すると、そのレコードアイテムは膨大なもので、手を付けるにはよほどの覚悟がいるので、ずっと避けていた、、、でも、先端での音楽がパーティ・ミュージックを拒絶する動きが見える今、いいタイミングだと思い、、、そろそろ手掛けようかと決心し、今回のExhibition AGI Yuzuru Library l Jacket art-chive side2「new music for electronic and recorded media」を契機にレコード部屋に毎日入り浸っている。段ボールに眠っていたKptmichi gan ” Player” やMelx ” The Metalhause Masterbeats ” 、Mono Jank ” Beyond the Darkness EP ” 、Being “monthly transmission . september ” などなど、下に紹介したレコードは、マンチェスターのカルトレーベルSKAMから1996年にリリースされた実はAUTECHREのサイドプロジェクトGESCOMの名盤 ” Key Nell ” で、当時多くのアーティストに影響を与えた ( とは言ってもニッポンでのアニメオタクとは一切関係ないクラブカルチャー、テクノシーンがなんたるかを知っている少数のポストモダン・スノッブだけだったけど、、、) 。AUTECHREの2人と、SKAMの主宰者Andy Maddocks、Darrell Fitton、Mike Willamson、Rob Hall、Russell Haswellなどが参加している。
そんな感じでワクワクする作品と20数年ぶりに対面、、、現代音楽の文脈として聴いて来たクラブカルチャーでのコンテンポラリー・モダンミュージックのパノラマはぼく自身も驚くほどの壮大なものになるだろう。そう、これこそがクラブ・カルチャー、テクノシーンのリアルな実態なのだ、と、、、、この展示会は現代音楽 ( コンテンポラリー・モダンミュージック) としてのクラブカルチャーを横断、編集、キューレション。

Rephlex Records – イギリスのリフレックス・レコーズ(英)は、1991年にコーンウォールでリチャード・D・ジェームス(エイフェックス・ツイン)とグラント・ウィルソン・クラリッジ(Grant Wilson-Claridge)によって始められた。1992年に拠点をロンドンに移し、その現代音楽から電子音楽、インダストリアル、アンビエント、テクノなどを横断する実験的でフェティッシュな美術品としての作品は「地球上で最もすてきなレーベル」と言われ、音楽だけではなくコレクターズアイテムとしての美意識も並のものではなかった。「Rephlex」は1993年に結成されたHard WaxのオーナーMark Ernestusと元Palais SchaumburgのMoritz Von Oswaldが結成した「Basic Channel」と同じように全く新しい21世紀音楽の地平を切り開いたレーベルとして決して忘れてはならない。2015年尖端音楽は果たしてあの失われた90年代を超えることができるのだろうか、、いま先端での運動は、この間の展示会で提示した70年代後半から80年代中期のポストパンク、ノイズ・インダストリアルと、90年代中期のエクスペリメンタル・テクノやミニマルダブと密に関係しながらアップデートモダニズムし更新され続けている。